ConoHa教室 このはちゃんと学ぶVPS活用術 Hello VPS ~Minecraft Modサーバーを遊び尽くす~

ConoHa教室 Hello VPS ~Minecraft Modサーバーを遊び尽くす~ 1時間目 テンプレートを使ってバニラサーバーを触ってみよう

こんにちは!ConoHaのデータセンターで保守・運用の仕事をしながら、美雲このはちゃんの教育係を
担当している山本です。ConoHaではVPSサービスを提供していますが、「VPSって何?」「VPSって
難しい!」と感じている方もいると思います。
VPSは自由にサーバーを構築して運用出来るというメリットがありますが、「黒い画面」と呼ばれる
コンソールやSSHクライアントソフトなどからコマンド操作を行い、自分でサーバー構築、管理をする必要があるので、初めてVPSを触る方には少しハードルが高いサービスかもしれませんね。

前回はWordPress公開までの道ということでこのはちゃんと一緒にVPSの基本的な操作を紹介しましたが、今回はVPSの活用例としてMinecraftのModサーバーを構築していこうと思います。

WordPress公開までの道で基本的な操作の紹介をしたので、今回その内容思い出しながらMinecraftの構築して行こうと思います!

  • このはちゃん!今回はMinecraftのModサーバーを構築してVPSの勉強をしていこうと思うよ。Minecraftが何なのかはわかるかな?
  • 自由に物を作ったり、家を建てたりすることができるゲームだよね!いつかやってみたいと思ってた!
  • そうそう!Minecraftでマルチプレイするにはサーバーが必要なんだけど、そのサーバー構築の方法を今回は勉強しようと思うよ。
  • えっ!遊び方の紹介じゃないの!?またコマンド操作とかするのかな…?
  • もちろん構築の方法の紹介だよ。ConoHaでは難しい構築が不要でテンプレートを使ってMinecraftのバニラサーバーをインストールすることができるから、まずはそこから始めてみよう。
  • ※インストールするOSやソフトウェアのバージョン等により操作方法は異なるため、ご運用にあわせてご参考にしてください。
  • ※既に別のソフトウェアをインストールやVPS内で設定済みの項目がある場合、影響を及ぼす恐れがありますのでご注意ください。
  • ※外部サイトからのソフトウェアのダウンロード、インストールが伴いますのでウィルスチェック等ご自身の判断にてご対応をお願いします。

目次

1:VPSを申し込む

[1] それでは今回もConoHaアカウントを作成して、VPSを申し込んでみるところから始めましょう!次のURLからお申し込み画面を開いて、3つの設定をしてくださいね。

https://www.conoha.jp/signup

1. お客様情報を入力
2. SMS/電話認証
3. お支払い方法の設定
step1

[2] これがVPSのお申し込み画面です。今回は次の内容でVPSを申し込んでみます。

リージョン :東京
サービス(VPS) :メモリ4GB
イメージタイプ(アプリケーション) :Minecraft

[3] rootパスワードとネームタグを設定して「追加」をクリックします。

※rootパスワードとは、VPS内のすべての操作が出来るrootアカウントのパスワードです。セキュリティのため複雑なパスワードにしましょう。

また、紛失した場合にコントロールパネル等で確認することは出来ませんので大切に保管してくださいね。

2:Minecraftにログインする

[1] サーバーの作成が完了すると自動的にサーバーリストの画面になるので作成したサーバーのネームタグをクリックします。
画面が切り替わる前にブラウザを閉じてしまった場合は、もう一度コントロールパネルにログインして左メニューの「サーバー」をクリックすればサーバーリストが表示されるので安心してください。

step2

[2] サーバーの詳細情報の画面が表示されるので、「ネットワーク設定」のIPアドレスを確認します。

step3

ConoHaのテンプレートをイメージを使えば黒い画面を操作しなくても自動的にMinecraftが構築されるので確認したIPアドレスを使ってそのままMinecraftの世界で遊ぶことが出来ます。

[4] 早速Minecraftのクライアントソフトを起動してログインしてみましょう!

[5]アプリケーションを起動したら「プレイ」をクリックします。

※サーバーのバージョンとアプリケーションのバージョンは合わせる必要があります。(2019/07/02時点でのテンプレートイメージのバージョンは1.14.3です。)

step4

[6] 次の画面で「Multiplayer」をクリックします。

step5

[7] 次の画面でサーバー情報を設定します。「Add Server」をクリックします。

step6

[8] 次の画面では「Server Name」に任意の名前を入力、「Server Address」に先ほどコントロールパネルで確認したサーバーのIPアドレスを入力して「Done」をクリックします。

step7

[9] 元の画面に戻り、設定したサーバーがリストに表示されました!早速追加されたサーバーのところでダブルクリックをしてログインしてみましょう!

step8

[10] ConoHaのテンプレートを使えばたったこれだけでMinecraftを遊ぶことができます。みなさんも早速試してみましょう。

step9
# logout

このコマンドでログアウトされ、最初のログイン画面に戻ります。
VPSを動かしている必要がない時は、セキュリティ上シャットダウンしておくのがオススメです。シャットダウンはコントロールパネルの「シャットダウン」ボタンから実行出来ます。

3:VPSにログインしてMinecraftの設定をする

テンプレートをインストールするだけで簡単にMinecraftを遊ぶことは出来ますが、VPSにログインして設定を変更することももちろん出来ます。

ここではVPS操作のウォームアップとしてOP権限の設定方法の一例と難易度の変更方法を紹介します。

前回のConoHa教室ではTeratermを使ってSSH接続してVPSを操作していきましたが、今回も同様にTeratermを使っていこうと思います。

[1] Teratermを開いて「ホスト」にVPSのIPアドレスを入力し、「OK」をクリックします。IPアドレスはコントロールパネルで確認しましたね。

step10

[2] ユーザー名には[root]、パスフレーズにはサーバー作成時に決めたrootパスワードを入力してOKをクリックします。(コピー&ペーストは出来ません!)

step11

これでコマンド入力が出来る状態になります。

ConoHaのテンプレートを使ってMinecraftをインストールした場合は[/opt/minecraft_server]というディレクトリにMinecraft関連のファイルが設置されています。

step12

[3] それでは早速コマンド操作をしていこうと思いますが、まずは[/opt/minecraft_server]に移動しようと思います。任意のディレクトリに移動するコマンドは覚えていますか?

[cd]コマンドでしたね。次のようにコマンド操作しましょう。

# cd /opt/minecraft_server

[4] 次に[/opt/minecraft_server]の中にどんなファイルがあるか見てみましょう。ファイルを確認するコマンドは[ls]でしたね。

# ls

[5] まずは、OP権限の設定方法を紹介しようと思います。OP権限とはMinecraft内の管理者権限のことでプレイヤーに対して権限を付与することができます。

[ls]コマンドで確認したファイルの中に[ops.json]というファイルがありましたが、ここに権限を付与するユーザーの情報を記述することで権限を付与することができます。

step13

[6] ファイルを編集するときのコマンドは[vi]でしたね。

# vi ops.json
step14

[7] 編集画面になったら[i]か[INSERT]キーを押してから次の内容を記述します。

[
  {
    "uuid": "OP権限を付与するユーザーのUUID",
    "name": "OP権限を付与するユーザーの名前",
    "level": 4,
    "bypassesPlayerLimit": false
  }
]

step15

[8] [ESC]キーを押して[:wq]を入力して[ENTER]を押すと保存され編集画面が閉じられます。

step16

[9] 上記で入力するユーザーの情報については[usercache.json]というファイルでこれまでこのサーバーにログインしたユーザー情報が確認できます。先ほどログインしたので自分のユーザー情報を確認することが出来るはずです。

[10] ファイルの内容を確認するときは[cat]コマンドを使います。

# cat usercache.json

[11] [name]という項目と[uuid]という項目で確認できます。

step17

4:難易度の設定をする

続けて次はMinecraftの難易度の設定を変更してみようと思います。

[1] 難易度の変更は[server.properties]というファイル内の記述を編集することで変更できます。早速[vi]コマンドで編集しましょう。

# vi server.properties
step18

[2] 記述の中で[difficulty=easy]となっている箇所があるかと思います。こちらを編集することで難易度の変更ができます。

step19

[3] 今回はnormalの難易度に変更しようと思うので、[easy]の部分を[normal]に書き換えます。[i]か[INSERT]キーを押して入力できるようにして、書き換えます。

step20

[4] [ESC]キーを押して[:wq]と入力して[ENTER]を押して終了します。

[5] ここまでの設定を反映させるために一度Minecraftを再起動します。ConoHaのテンプレートの場合は次のコマンドでMinecraftを再起動することができます。

# systemctl restart minecraft-server
step21

以上でOP権限の付与と難易度の変更が完了しました。その他の設定等も変更できますので、インターネット等で調べてみて設定にチャレンジしてみましょう!

  • Minecraftの設定で簡単なコマンド操作をやってみたけど、前回のことは思い出せたかな?
  • これくらいなら余裕だねっ!
  • 今回はテンプレートを使ってMinecraftが簡単に遊べるようになったけど、次回からはModサーバーを1から構築してみるよ!
  • テンプレートは使わないの…?
  • もちろん使わないで、構築していくよ!がんばろうね!