


ConoHa教室 Hello VPS ~Minecraft Modサーバーを遊び尽くす~ 4時間目 Modを導入してMinecraftで遊んでみよう
前回まででModを利用するためのサーバー構築は終わりましたので、今回は実際にModを導入してみようと思います。Modを使うためにはクライアント側にもForgeをインストールする必要があるので、その導入方法も紹介したいと思います。
- 今回は実際にModを導入してどんな風になるのか見てみようと思うよ!
- どんな感じになるんだろ~。
- その前にプレイするパソコン側にもForgeを導入しないといけないからその方法から紹介するね。
- 中々道のりは長いわねっ…
- ※インストールするOSやソフトウェアのバージョン等により操作方法は異なるため、ご運用にあわせてご参考にしてください。
- ※既に別のソフトウェアをインストールやVPS内で設定済みの項目がある場合、影響を及ぼす恐れがありますのでご注意ください。
- ※外部サイトからのソフトウェアのダウンロード、インストールが伴いますのでウィルスチェック等ご自身の判断にてご対応をお願いします。
目次
1:クライアントへのForgeの導入
今回は実際にModを導入してみようと思いますが、Modを使ってMinecraftを遊ぶ場合クライアント側(実際に遊ぶパソコン)にもMinecraft Forgeを導入する必要があります。こちらではWindowsのパソコンでのForgeの導入方法を紹介します。
[1] Forgeの導入にあたってjarファイルの実行が必要なので、Javaをインストールする必要があります。以下のURLからJavaのインストーラーがダウンロード出来ます。
https://www.java.com/ja/download/
[2] 上記URLへアクセスして「無料Javaのダウンロード」をクリックすると「同意して無料ダウンロードを開始」というボタンに変わるのでこちらをクリックするとインストーラーがダウンロードされます。同意して、というのは「Oracle Java SEのOracle Technology Network使用許諾契約」の内容となりますので確認の上ダウンロードします。

[3] ダウンロードされたファイルを実行するとインストーラーが開かれ上の画像の画面が表示されます。「インストール」をクリックすると自動でインストールが進み完了します。
次にForgeをインストールするので公式サイトへアクセスします。サーバー側のバージョンと同じものをインストールする必要がありますので、今回は1.13.2のバージョンをインストールします。
[4] 左のメニューから「1.13.2」を選択して「Installer」からjarファイルをダウンロードします。

[5] ダウンロードされたjarファイルを実行すると次のような画面が表示されるので「Install client」を選択して「OK」をクリックするとインストールが開始されます。

[6] インストールが完了すると次のようなウィンドウとなりますので「OK」をクリックし完了となります。

[7] 前回Minecraftを起動してバージョン1.13.2のプロファイルを作成したのと同様にForge用のプロファイルを作成します。Minecraftを起動して上部の「起動設定」をクリックします。

[8] forgeのプロファイルが追加されています(追加されていない場合は新規作成をクリックします)ので「・・・」をクリックして「編集」をクリックします。

[9] 「名前」にプロファイルの名前を任意で入力して、「バージョン」は「release 1.13.2-forge-25.0.219」を選択します。今回はゲームディレクトリをデフォルトのディレクトリとは別の名称のディレクトリを作成して入力しています。
[10] 入力が完了したら「保存」をクリックします。

[11] 上部のメニューで「プレイ」を選択して、左下のプロファイルから作成したものを選択、「プレイ」ボタンをクリックします。

[12] 次の画像のように起動した画面の左下部分にForgeのバージョンの記載があれば成功しています。

[13] これでクライアント側もForge導入が完了してModを使ったMinecraftで遊ぶことが出来ます。
2:Modの導入
ここまででModの導入が出来る状態となりました。Modの導入を実際してみようと思いますが、実際にどのようなModを導入するか、世界中に多くのModが存在しており、自分の好みにカスタマイズすることがメリットだと思いますので、一例として1つのModを導入した状態を紹介したいと思います。
Modは個人で作成されたものなどもあり正常に動作しないことや不具合が生じるような場合もあるので、導入についてはご自身の判断で行ってください。
Modの導入に際して、サーバー側のMinecraft関連フォルダ内、クライアント側のMinecraft関連のフォルダ内に「mods」というフォルダが存在しており、ここにModのjarファイルを設置することになります。Modによってサーバー側クライアント側どちらにも設置しなければいけない場合、クライアント側だけに設置でいい場合とありますので、導入するModの仕様や導入方法をご確認ください。
今回は例として「Gemsplusplus」というModを導入してみたいと思います。こちらは、ルビーやサファイアなど、本来存在しないよう鉱石のブロックなどが追加されるModになります。
[1] インターネット検索で「Gemsplusplus」と検索すればダウンロードが可能なWebページがヒットします。
今回は「GemsPlusPlus1.13.2BetaV1.jar」というjarファイルをダウンロードして動作を確認しました。(GemsPlusPlus1.13.2BetaV1.1.jarは正常に動作しませんでした。)
このModはサーバー側、クライアント側どちらの[Mods]ディレクトリにも設置する必要があります。
今回構築サーバーの[Mods]ディレクトリは次の場所にあります。
/usr/local/games/minecraft/mods
[2] こちらのディレクトリ内にダウンロードしたjarファイルをアップロードしたり、[wget]コマンドでだ直接ダウンロードします。
直接ダウンロードする場合はVPSにログインして次のようにコマンド操作をします。
$ cd /usr/local/games/minecraft/mods
$ wget <ダウンロードURL>

インターネットからダウンロードしたjarファイルをVPS上にアップロードをする場合でTeratermを使って行う場合は、VPSへ接続の上、jarファイルをTeraterm上にドラッグ&ドロップをします。
次のようなウィンドウが開かれます。SCPの送信先に[/usr/local/games/minecraft/mods]を入力して「OK」をクリックします。

[3] アップロードが自動で完了するので、[ls]コマンドで確認しましょう。

これでサーバー側へのMod設置は完了です。次はクライアント側にModを設置します。
[4] クライアント側の[mods]ディレクトリは先ほどプロファイルを作成した際に設定したゲームディレクトリ内に存在します。今回は次のような形で設置されました。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\.minecraft_1.13.2\mods
[5] こちらのフォルダをエクスプローラーで開いてModのjarファイルを設置します。

これで今回のModの導入は完了です。
3:Modの導入されたMinecraftで遊ぶ
これでMod「Gemsplusplus」が導入できたので早速Minecraftを起動してみます。
[1] タイトル画面に「Mods」というメニューがあるので開いてみましょう。


ここで導入したModの情報が確認できます。
[2] それではMinecraftにログインしてModが正常に動いているか見てみましょう!クリエイティブモードで確認してみようと思うので、OP権限のあるユーザーでログインしてみます。
[3] ログインしたら次のコマンドを入力して[Enter]を押すとクリエイティブモードになります。
/gamemode creative

[4] クリエイティブモードで[e]を押してインベントリを開き、コンパスのアイコンを開いてアイテム一覧を表示させます。

[5] スクロールで一番下まで下げると本来存在しないブロックが一覧で表示されていますね!

好きなブロックを選択して次のように置くことも出来ます!

これでModの導入は終わりです。Modを使って自分だけのMinecraftを楽しんでいきましょう!
- 試しにModを導入してみたけど、どうだったかな。
- 自分で好きなようにModを入れて幅広く楽しめそう!
- たくさんのModがあるから何を入れるか迷いそうだね。
- 色々導入してたくさん遊ぼうっと♪
- 次は面白いものを作ってみたからこのはちゃんに見せてみようと思ってるよ!お楽しみに!