ConoHa教室 このはちゃんと学ぶVPS活用術 Hello VPS ~WordPress公開までの道~

ConoHa教室 Hello VPS ~WordPress公開までの道~ 3時間目 WordPressに必要なソフトウェアをインストールしよう(Apache編)

前回まではVPSの基本的な操作を紹介していきました。今回からはいよいよWordPressのインストールに
向けてVPSの構築について紹介していきます!

WordPressのインストールにあたりいくつかインストールが必要なアプリケーションがありますが、まずはWebコンテンツの公開に必要なWebサーバーをインストールします。

  • このはちゃん、ホームページを公開するのに用意しなきゃいけないものが何かわかるかな?
  • 知ってるよ!HTMLファイルでしょ!(どや
  • 正解!でもそれだけじゃWebブラウザでアクセスしても表示はできないんだよね。Webサーバーっていうのをインストールしないといけないんだ。
  • えっ!そうなの!?なんか難しそう・・・
  • また黒い画面を操作するんだけど、大丈夫!ここまで出来たこのはちゃんなら簡単に出来るよ。
  • ※インストールするOSやソフトウェアのバージョン等により操作方法は異なるため、ご運用にあわせてご参考にしてください。
  • ※既に別のソフトウェアをインストールやVPS内で設定済みの項目がある場合、影響を及ぼす恐れがありますのでご注意ください。

目次

1:Webサーバーって?

Webコンテンツの公開にはWebサーバーが必要になります。Webサーバーとはサーバーとブラウザ間でhttp通信を行うために必要なアプリケーションで、「Apache」「NginX」など様々なWebサーバーがあります。

今回は一番代表的なWebサーバー「Apache」をインストールしてみます。

2:VPSへのログインについて

前回、一般ユーザーの作成とrootログイン禁止の設定をしたので今回からは一般ユーザーでログインをします。管理者権限が必要な操作をする時は下のコマンドでrootアカウントへ切り替えることが出来ます。

$ su -

[Password:]でrootアカウントのパスワードを入力します。
毎回のことですが入力した内容は表示されないので、落ち着いて入力してくださいね。

step1

無事切り替えに成功すると、左側のアカウント名の表示が変わるので分かりやすいですね。
ちなみに一般ユーザーの時は、コマンド入力の最初の文字が[$]でrootアカウントの時は[#]になります。

step2

3:yumコマンド

rootアカウントへの切り替えも完了したので、早速Apacheをインストールしてみましょう!

CentOSでは[yum]というコマンドを使ってアプリケーションをインストールします。

# yum install httpd
step3

それでは、このコマンド入力してEnterを押してみましょう!

step4

たくさん英語が流れてきました!でも安心してください。インストール処理のログが表示されていますが、気にせずに止まったところの表示を確認します。

Is this ok [y/d/N]:

これはインストールしていいかどうかを聞かれているので[y]を入力してEnterを押しましょう。

step5

「Complete!」と表示されたら無事インストール完了です!
たくさん英語が流れて最初は驚いてしまうかもしれませんが、行った操作は

# yum install httpd
Is this ok [y/d/N]: と表示されたら[y]を入力してEnterを押す

たったこれだけです。簡単ですね!

4:Apacheの起動

ここまでの操作でApacheのインストールは完了ですが、これだけではまだ利用は出来ません。

まずはインストールしたApacheを起動します。今回利用しているCentOS7系では[systemctl]という
コマンドを使って各サービス(デーモン)の起動や停止を行います。

起動は下のコマンドです。

# systemctl start httpd

「httpd」というのがApacheを意味します。問題なく起動に成功すると何も表示されずコマンド入力可能な状態になります。また、VPSを一度停止したり再起動する度にhttpdは停止してしまい、その都度起動が必要になってしまいます。

httpdが停止しているとWebページが表示されません。それでは非常に手間がかかるので、VPSを停止から
起動した際や再起動の時に自動でhttpdが起動するよう下のコマンドで設定します。

# systemctl enable httpd

成功すると「Created symlink from~~」と表示されます。

サービスの状態を確認する時は下のコマンドです。

# systemctl status httpd

無事起動出来ていると緑色の丸印や「active(running)」が表示されます。

step6

5:HTMLファイルの設置

これでWebサーバーが構築され、設置したWebコンテンツをブラウザで閲覧することが出来るように
なりました!

早速HTMLファイルを設置して表示させてみましょう!

前回rootログイン禁止の設定の時に使った[vi]コマンドで[/var/www/html]というディレクトリに[index.html]というファイルを設置しましょう。

# vi /var/www/html/index.html
step7

このコマンドで編集画面が開かれます。編集するときは[i]か[Insert]でしたね。

[Apache Test]と入力してみましょう。(好きな文字列で大丈夫です)

step8

Insertモードから抜けるときは[ESC]キーですね。
[wq:]と入力して編集画面から抜けましょう。

step9

これで「http://<VPSのIPアドレス>/index.html」ブラウザ表示が確認出来ると思います。アクセスしてみましょう!

step10

先ほどの入力したApache Test(入力した文字列)が表示されていれば成功です。

6:ドキュメントルート

先ほど[/var/www/html]というディレクトリに[index.html]を設置しました。
[/var/www/html]はApacheをインストールした時にデフォルトで設定されている「ドキュメントルート」と呼ばれるディレクトリです。ドキュメントルートとはブラウザからサーバーへアクセスした時の最上位の
階層のディレクトリになります。そのため、上のように「http://<VPSのIPアドレス>/index.html」に
アクセスすると[/var/www/html/index.html]が表示されるようになります。

例えば、「http://<VPSのIPアドレス>/mikumo/conoha.html」というページを作成する時は、[/var/www/html]に[mikumo]というディレクトリを作成して、[/var/www/html/mikumo]の中に[conoha.html]を作成すると「http://<VPSのIPアドレス>/mikumo/conoha.html」へアクセス出来るようになるわけです。

7:ファイルの削除

今回作成したindex.htmlはWordPressの公開には必要ありませんので削除しましょう。

ファイルの削除にはrmコマンドを使います。

# rm /var/www/html/index.html

確認のメッセージが表示されるので[y]を押してEnterキーを押します。

rmコマンドは使い方を間違えると、意図せず全てのファイルを削除してしまうことがあるので
注意しましょう。

step11

これでWebサーバーの構築は完了です!

またまた新しいコマンドが出てきたので少しずつ覚えていきましょうね!

今回は黒い画面からVPSをシャットダウンをしてみましょう。
覚えていますか?

# shutdown -h now

でしたね!

  • ね?Webサーバーのインストール、簡単だったでしょ?
  • 簡単だったー!でも英語がたくさん流れてきてちょっと焦った・・・
  • そうだね、でもここから先もたくさん英語が流れる場面があるから、焦らずに操作しようね!
  • ええええーーっ!!!ど、どうしよおおおっーーー!?!?
  • このはちゃん~!落ち着いて~!
    次はDBサーバーのインストールをやってみようね!