目次

ConoHaのオブジェクトストレージをクライアントソフトウェアのCyberduckを使って操作する方法をご紹介します。

Cyberduckを使用してオブジェクトストレージを操作する

ConoHaのオブジェクトストレージは、基盤ソフトウェアにOpenStack Swiftを使用しており、OpenStackのREST APIを使いストレージを操作することができます。OpenStack SwiftのAPIについては、オフィシャルのドキュメントに仕様があります。

クライアントソフトウェアのCyberduckを使用することでコマンド操作をせずにオブジェクトストレージのファイルの管理が簡単にできます。

接続先と認証情報の確認

ConoHaのコントロールパネルから、オブジェクトストレージの接続先や認証に関する情報確認します。左のメニューから「API」を選択します。

STEP1

API情報を確認します。

STEP2
STEP3
STEP4

(初回アクセス時には、「+ユーザー」をクリックして、APIユーザーを作成してください。上記は、作成後の画面です)

以下は、それぞれの用語の解説です。オブジェクトストレージを操作する際に登場します。

テナント名 アカウントには一つのテナントが割り当てられます。テナントの中にコンテナを作成し、コンテナにオブジェクトを格納していきます。
ユーザ名 オブジェクトストレージに接続するときに必要となるユーザ名です
Identity Service オブジェクトストレージに認証するときに接続するURLです

Cyberduckをインストールする

Cyberduck公式サイトからインストーラをダウンロード、インストールし起動します。

STEP5

ブックマークを作成する

メニューバーの「ブックマーク」から「新規ブックマーク」をクリックします。

STEP6

プルダウンから「Swift(OpenStack Object Storage)」を選択し、下記のようにコントロールパネルで確認したAPI情報を入力します。

入力後は右上の×をクリックします。

STEP7
ニックネーム ブックマーク名です。任意に設定します。
サーバ 「Identity Service」に記載のURLを入力します。
Tenant ID:Access Key 「テナント名」と「ユーザー名」を「:(半角コロン)」で区切って入力します。
※Cyberduckの「Tenant ID」は、ConoHaの「テナント名」に相当します。
例)gnct****:gncu****

オブジェクトストレージへ接続する

追加されたブックマークをダブルクリックします。

STEP8

表示されたログイン画面の「Secret Key」にAPIユーザー作成時に設定したパスワードを入力し「Login」をクリックします。

STEP9

ログインが正常に完了するとコンテナ情報が表示されますので「アクション」から操作します。

STEP10

■コンテナの作成

最上位の階層で、「アクション」から「新規フォルダ」をクリックします。

■コンテナ・オブジェクトのダウンロード

該当のコンテナ・オブジェクトを選択し、「アクション」から「ダウンロード」をクリックします。

■オブジェクトのアップロード

アップロード先のコンテナをダブルクリックし、「アクション」から「アップロード」をクリックします。

■コンテナ・オブジェクトの削除

該当のコンテナ・オブジェクトを選択し、「アクション」から「削除」をクリックします。

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お役立ち情報

ConoHaではサポートコンテンツの他にも以下のようなお役立ち情報をご用意しております。ぜひご活用ください。