ご利用ガイドスタートアップスクリプトを使ってLet’s Encryptの設定をする
目次
ConoHaではコントロールパネルでのサーバー追加時にスクリプトを実行することができ、パッケージの更新やアプリケーションのインストール、ユーザー登録等のサーバー初期設定を自動的に行うことが可能です。
ConoHaで提供しているスタートアップスクリプト「setup_lamp_and_letsencrypt.sh」ではAPI情報、ドメイン情報等をあらかじめ入力して使用することでサーバー追加時にLAMP環境の構築、Let’s EncryptのSSL証明書の発行および1ヶ月ごとの自動更新の設定を自動で行います。
※インストールするOSについてCentOS7.1以降での動作を確認しています。
※ドメインのネームサーバー情報をあらかじめConoHaの情報へ設定していただく必要があります。
※ご利用するドメインについて、ConoHaのDNSへの登録、Aレコードの設定の動作があるため、ConoHaのDNSメニューにてドメインを登録している場合はあらかじめ削除します。
スクリプトを作成する
[1] ConoHaで提供しているスタートアップスクリプト「setup_lamp_and_letsencrypt.sh」をダウンロードします。
ダウンロードはコチラから
[2] テキストエディターでダウンロードしたスクリプトファイルを開きます。
[3] 下記の項目について編集し保存します。
入力例:
readonly API_TENANT_ID="example" # テナントID
readonly API_USERNAME="example" # APIユーザー名
readonly API_PASSWORD="example" # APIパスワード
readonly DOMAIN_NAME="example.com" # 使用したいドメイン名
readonly MAIL_ADDRESS="example@example.com" # Let's Encryptに登録するメールアドレス
API情報はコントロールパネルメニューの「API」から確認できます。

スクリプトを使ってサーバーを作成する
[1] コントロールパネルへログインし、左メニューの「サーバー追加」をクリックします。

[2] 「スタートアップスクリプト」の「テキスト入力」か「URL指定」をクリックします。

・テキスト入力の場合
上で作成したスクリプトの全文をコピー&ペーストで貼り付けます。

・URL指定の場合
保存したスクリプトファイルをGitHubや、Webサーバー上にアップロードしURLを入力します。

サーバー作成後そのまま「https://登録したドメイン」でアクセスすると、下記のようにLAMPイメージのデフォルトページが暗号化された通信で閲覧ができます。

※スクリプトの実行やSSLの認証に時間を要する場合があります。
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