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ConoHa WINGでは他社のレンタルサーバーで利用しているWordPressをConoHa WINGへかんたんにデータ移行することができます。

WordPressかんたん移行の利用方法については下記のガイドを参照してください。

WordPressかんたん移行を利用する

こちらではかんたん移行を利用した際にエラーとなった場合の例を紹介します。

エラー文言とその詳細について

WordPressかんたん移行を利用してエラーとなった場合以下の文言が表示されます。

・マルチサイトエラー
・ファイルサイズが大きい、またはファイル数が多すぎます
・移行元にログインができません
・移行元にプラグインがインストールできません
・移行元サーバー接続エラー
・移行先にログインができません
・移行先サイトが存在しません
・テーブル容量・行数エラー
 (エラーが発生したTable:<テーブル名>)
・予期せぬエラー

それぞれのエラーについて詳細は以下をご確認ください。

マルチサイトエラー

移行元のWordPressにてマルチサイト機能を利用している場合、こちらのエラーが表示されます。

現在のところWordPressかんたん移行ではマルチサイト機能を利用しているWordPressの移行はできません。

  • ※マルチサイト機能・・・1つのWordPressのダッシュボード上で複数のWordPressを管理する機能

ファイルサイズが大きい、またはファイル数が多すぎます

移行元のWordPressにて特定の1つのファイルサイズが大きい場合、1つのディレクト内のファイル数が多すぎる場合に表示されます。

解析関連、バックアップ関連のファイルが自動で生成されるようなプラグインを利用している場合に発生するケースがあります。

移行元WordPressのファイル状況について確認いただき、ファイルの削除の上再度実行してください。

移行元にログインができません

かんたん移行にて移行元WordPressにログインできない場合に表示がされます。

原因としては以下の可能性があります。

1) かんたん移行実行時、入力した移行元WordPressのユーザー名、パスワードの入力誤り
2) 移行元WordPressのログインにおいて二段階認証や画像認証のプラグインを導入している
3) 移行元URLの入力誤り

対応については以下となります。

1) 移行元WordPressのユーザー名、パスワードの入力誤り

→入力内容をご確認の上再度かんたん移行を実行してください。

2) 二段階認証や画像認証のプラグインを導入している

→移行元のプラグインを無効にしてください。

3) 移行元URLの入力誤り

→「http(s)://<ドメイン名>/<ディレクトリ>/」にWordPressをインストールしており、URL表示を「http(s)://<ドメイン名>/」としている場合に発生するケースがございます。ご入力いただくURLは「http(s)://<ドメイン名>/<ディレクトリ>/」となります。

  • ※「入力形式が不正です」と表示された場合、移行元WordPressに設定されているパスワードがConoHaのパスワードポリシーに沿っていない可能性がございます。
    パスワードを以下の内容に沿う形でより複雑なものへ変更の上再度かんたん移行を実行してください。
8~70文字、半角英数字記号を組み合わせたパスワード

また、上記パスワード設定時にご利用いただける記号は以下となります。

^$+-*/|()[]{}<>.,?!_=&@~%#:;'”

移行元にプラグインがインストールできません

かんたん移行のお手続きにあたり移行元WordPressへプラグインのインストールがされますが、PHP、またはWordPressのバージョンが古い場合にプラグインのインストールができず、こちらのエラーとなるケースがあります。

こちらのエラーの場合は、移行元のPHP、およびWordPressのバージョンが次の条件を満たしているか確認し必要に応じて更新をします。

・PHP→5.3以上
・WordPress→3.8.5以上

プラグインや移行元サーバー仕様によりプラグインのインストールに際してFTP情報を必要とするケースがありその場合はかんたん移行のプラグインがインストールできずこちらのエラーが表示されます。
その場合は移行元のWordPressへかんたん移行のプラグインを手動でインストールしていただき再度かんたん移行を実行します。

・プラグイン名:WING WordPress Migrator
・URL:https://ja.wordpress.org/plugins/wing-migrator/

移行元サーバー接続エラー

移行元サーバー側で接続エラーやサーバーエラーが発生した状況です。

一時的な問題が発生している可能性がありますので時間を空けて再度試すと成功するケースがあります。
なお、時間を空けても失敗する場合は手動で移行する必要があります。

移行先にログインができません

かんたん移行の処理後WING側のWordPressが動作しない状況になった場合表示されます。

移行元で動作しているテーマ、プラグインがWING側のPHPのバージョンで動作しないケースがありますので、移行元とWINGのPHPのバージョンをあわせていただく
か、移行元のプラグインの停止、テーマの無効化をしていただき再度かんたん移行を実行します。
また、WING側で「/public_html/ドメイン名」のディレクトリが削除されているような場合もこちらのエラーが表示されます。

移行先サイトが存在しません

移行先WordPress(WING側)にバックアップデータを移行しようとした際にWordPressが存在しない場合に表示されるエラーになります。

ケースとしてはかんたん移行実行後、ファイルマネージャーやFTPクライアントソフトにてWING上にあるWordPressのファイルを削除された状況があります。

エラーが発生した場合はエラー発生画面よりWordPressを削除し、再度かんたん移行を実行します。

移行元サイトログイン確認

移行元のWordPressにベーシック認証などのサイトへのアクセスを制限するような設定やプラグインを導入されている場合に発生するエラーとなります。

移行元のWordPressの設定をご確認・ご調整の上、再度かんたん移行をお試しいただきますようお願い致します。

テーブル容量・行数エラー

移行元WordPressのデータベースにおける特定のテーブルの容量が大きい、行数が多い際に表示されるエラーとなります。

対象となるテーブル名が表示されているのでテーブルを削除するか、容量・行数を削減します。

予期せぬエラー

上記以外のエラーとなります。おそれいりますが、以下についてご確認の上、改めてかんたん移行の実施をお試しください。

  • ・移行元のデータ量が影響している場合がございますので、不要なデータを削除ください。
  • ・WordPressのプラグインが影響している場合がございますので、不要なプラグインの削除および無効化をしてください。
問題は解決できましたか?

お役立ち情報

ConoHaではサポートコンテンツの他にも以下のようなお役立ち情報をご用意しております。ぜひご活用ください。