VPS 3.0の場合

追加SSDは、VPSを作成する際のオプション内にある「追加ストレージ」やコントロールパネルの「ストレージ」メニューから追加することができます。

  • ※メモリ512MBプランでは、基本ストレージは30GBとなっております。

追加SSDの設定方法

ConoHaの追加SSDをVPSにマウントする設定をご紹介します。

SSH接続 または コンソール機能にて追加ストレージが接続されているVPSにログインの上、実行してください。

なお、以下の手順は、Ubuntu24.04で動作確認しています。

  1. [1]接続した追加ストレージのデバイス名を確認するため、以下コマンドを実行します。
    本手順では「vdb」が該当のデバイス名になります。
lsblk
  • ・実行結果の例 

NAME   MAJ:MIN RM  SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sr0     11:0    1  506K  0 rom
vda    253:0    0  100G  0 disk
tqvda1 253:1    0    1M  0 part
mqvda2 253:2    0  100G  0 part /
vdb    253:16   0  200G  0 disk

  1. [2]パーティションを初期化します。
parted -s -a optimal /dev/vdb -- mklabel gpt mkpart primary xfs 1 -1
  1. [3]ファイルシステムを作成します。
    本手順では「xfs」を指定します。
mkfs.xfs /dev/vdb1
  1. [4]マウント先のディレクトリを作成します。
    本手順では「/data」にマウントするものとします。
mkdir /data
  1. [5]マウントを実行します。
mount /dev/vdb1 /data
  1. [6]マウントされたストレージを確認するため、以下コマンドを実行します。
df -h

・実行結果の例 

Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
tmpfs            97M  1.1M   95M   2% /run
/dev/vda2        99G  4.9G   90G   6% /
tmpfs           481M     0  481M   0% /dev/shm
tmpfs           5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
tmpfs           481M     0  481M   0% /run/qemu
tmpfs            97M   12K   97M   1% /run/user/0
/dev/vdb1       200G  3.9G  197G   2% /data

なお、VPS起動時に自動マウントさせる場合は、別途 「/etc/fstab」にて自動マウントの設定が必要となります。

fstab設定例

  • ※デバイスファイル名=/dev/vdb1、マウントポイント=/data、ファイルシステムの種類=xfsの場合

・実行コマンド 

vi /etc/fstab

・追記内容 

/dev/vdb1 /data xfs defaults 1 1

VPS 2.0の場合

追加SSDは、以下のようにVPSを作成する際のオプション内にある「追加ディスク」やコントロールパネルの「ディスク」メニューから追加することができます。

  • ※メモリ512MBプランでは、基本ディスクは30GBとなっております。
STEP1

追加SSDの設定方法

ConoHaの追加SSDをVPSにマウントする設定をご紹介します。

SSH接続 または コンソール機能にて追加ディスクが接続されているVPSにログインの上、実行してください。

なお、以下の手順は、Ubuntu24.04で動作確認しています。

  1. [1]接続した追加ディスクのデバイス名を確認するため、以下コマンドを実行します。
    本手順では「vdb」が該当のデバイス名になります。
lsblk
  • ・実行結果の例 

NAME   MAJ:MIN RM  SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
sr0     11:0    1  482K  0 rom
vda    253:0    0  100G  0 disk
tqvda1 253:1    0    1M  0 part
mqvda2 253:2    0  100G  0 part /
vdb    253:16   0  200G  0 disk

  1. [2]パーティションを初期化します。
parted -s -a optimal /dev/vdb -- mklabel msdos mkpart primary xfs 1 -1
  1. [3]ファイルシステムを作成します。
    本手順では「xfs」を指定します。
mkfs.xfs /dev/vdb1
  1. [4]マウント先のディレクトリを作成します。
    本手順では「/data」にマウントするものとします。
mkdir /data
  1. [5]マウントを実行します。
mount /dev/vdb1 /data
  1. [6]マウントされたディスクを確認するため、以下コマンドを実行します。
df -h

・実行結果の例 

Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
tmpfs            97M  1.1M   96M   2% /run
/dev/vda2        99G  4.8G   90G   6% /
tmpfs           481M     0  481M   0% /dev/shm
tmpfs           5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
tmpfs           481M     0  481M   0% /run/qemu
tmpfs            97M   12K   97M   1% /run/user/0
/dev/vdb1       200G  3.9G  197G   2% /data

なお、VPS起動時に自動マウントさせる場合は、別途 「/etc/fstab」にて自動マウントの設定が必要となります。

fstab設定例

  • ※デバイスファイル名=/dev/vdb1、マウントポイント=/data、ファイルシステムの種類=xfsの場合

・実行コマンド 

vi /etc/fstab

・追記内容 

/dev/vdb1 /data xfs defaults 1 1

本ガイドはConoHaにて提供しているOSテンプレートで作成されたVPSの操作の一例であり、お客様の運用やポリシーによってその限りではございません。
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なお、本ガイドに掲載しております情報につきましては、実際の仕様とサポートページの更新状況に差が出る場合がございますので、ご利用の際はお客様にてOS開発元やコミュニティなどのインターネット上の情報や専門の書籍などで最新情報をご確認ください。

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