ご利用ガイド concrete5アプリケーションイメージを使う
目次
concrete5はウェブブラウザの画面上からウェブサイトを作成・管理できるCMS(Content Management System)です。HTMLやCSSがわからなくても文章や画像を部品のようにマウス操作で配置でき、直感的な操作でウェブサイトを構築することが出来るのが特徴です。
ConoHaではconcrete5がインストール済みのアプリケーションイメージを提供していますので、すぐに使い始めることが出来ます。
concrete5アプリケーションイメージの利用方法
[1] まずはサーバー追加ボタンをクリックします
![STEP1](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_01.png)
[2] イメージタイプ「アプリケーション」から「concrete5」を選択してVPSを作成します
![STEP2](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_02.png)
[3] VPSが起動したらウェブブラウザで「http://[VPSのIPアドレス]/」にアクセスします
言語選択の画面が出てきます。標準では英語が選択されていますが、プルダウンメニューから「Japanese」を選べば次のページから日本語表示になりますのでご安心ください。
![STEP3](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_03.png)
[4] concrete5が動作できる環境が整っているか自己診断の結果が表示されます
これらはすべて設定済みで提供していますので、そのまま「インストールを続ける」ボタンをクリックしてください。
![STEP4](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_04.png)
[5] concrete5の設定と、デザインテンプレートを選択します
サイト情報の「サイト名」、管理者情報の「メールアドレス」「パスワード」「パスワード確認」はご利用になりたいものを入力してください。
![STEP5](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_05.png)
「データベース情報」の項目もすべて入力する必要があります。必要な設定情報はVPSのSSHかコンソールにログインすると表示されます。コンソール接続の方法やSSH接続の方法は以下の記事をご覧ください。
ログインすると、このようにいろいろな情報が表示されます。
![STEP6](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_06.png)
データベース情報の項目は表示された情報からこれらの情報を入力してください。
サーバー:localhost
MySQLユーザー名:MySQL concrete5 user nameの部分(この画面ではconcrete5_user)
MySQLパスワード:MySQL concrete5 user passwordの部分(この画面ではモザイク処理済み)
データベース名:MySQL concrete5 database nameの部分(この画面ではconcrete5_db)
サンプルコンテンツ(テーマ)を選択します。…といっても標準では「フルサイト」と「空白のサイト」しか選べません…。この記事では、concrete5が「どんなことができるのか」「どうやって使うのか」を確認できるサンプルやチュートリアルが含まれている「フルサイト」を使うことにします。
「フルサイト」を選択したら「concrete5をインストール」をクリックしてください。
[6] 自動で設定が進みます
入力した情報に問題が無ければこのようにインストールが進みます。
![STEP7](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_07.png)
入力したデータベースの設定情報が間違っている場合このようなメッセージが出るので、[5]に戻ってデータベースの情報を修正してください。
![STEP8](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_08.png)
[7] インストール完了です
正常にインストールが完了するとこのような画面になります。
![STEP9](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_09.png)
この画像のとおり、ユーザー名「admin」、パスワードは[5]で設定した「管理者情報のパスワード」で管理用ユーザーが作成されています。「サイトを開く」をクリックすると以下の画面になり、チュートリアルの閲覧や実際の編集作業ができます
![STEP10](https://support.conoha.jp/wp-content/uploads/2018/10/concrete5_10.png)
以上で、ConoHaのconcrete5アプリケーションイメージの作成は完了です。
[ちなみに]concrete5を最初の状態にリセットする場合は…
今回はチュートリアルが含まれている「フルサイト」を使用しましたが、本格的にウェブサイトを作るときにはまっさらの白紙の状態から始めたいことが多いかと思います。
その場合、コンソールかSSHから以下のコマンドを実行することでconcrete5がすべてリセットされ、この記事の[3]の状態からやりなおすことが出来ます(concrete5内の情報はすべて削除されますのでご注意ください)。
# concrete5 c5:reset && chown apache -R /var/www/html/application/files
concrete5の公式サイトにはアドオンやプラグインのマーケットがありますので、機能やデザインテーマを増やすことも出来ます。
非常に高機能で汎用性が高いにもかかわらずとても使いやすいCMSですので、ぜひ使ってみてください。
concrete5の使用方法の詳細は公式サイトまたは日本語コミュニティサイトをご覧ください。
concrete5 は PortlandLabs および、コンクリートファイブジャパン株式会社の登録商標です。
- 問題は解決できましたか?
-